曲目 コスト:25の練習曲Op.38 演奏評 終始たいそう充実した、技術のみならず音楽的にも周到な演奏を聴かせてくれる。 後段の数曲など演奏会用作品としても難曲なのだが、 あたたかな血の通った音楽として聴かせとおす彼の技倆はじつにすばらしい。 (レコード芸術誌 特選盤) 録音評 厚みのある、しっかりとしたギターのエネルギーと繊細感とが、よくピックアップされている。 (レコード芸術誌評) ひとこと 稲垣さんとはカルカッシに続いて2回目の録音。 カルカッシの時も素晴らしい演奏でしたが、 ロマン派のコストは稲垣さんの音楽にもよくマッチし、 さらに素晴らしい演奏を収録することができました。 この曲集の全曲録音も世界的に珍しく、今現在でも貴重な音源です。 ※稲垣稔さんとの録音に関するあれこれは別項「稲垣稔さんの想い出」を参照ください。