バッハ:ギターソロのための無伴奏チェロ組曲(全6曲)
/益田正洋・編

GG668
  • 発売元:現代ギター社
  • 本体価格:2,500円+税
  •  曲目

    無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007 ハ長調[原調ト長調]
    組曲第2番BWV1008 イ短調[原調ニ短調]
    組曲第3番BWV1009 ト長調[原調ハ長調]
    組曲第4番BWV1010 ハ長調[原調変ホ長調]
    組曲第5番BWV1011 イ短調[原調ハ短調]
    組曲第6番BWV1012 ニ長調[原調と同じ]

     現代ギター社のHPより

    J.S.バッハの不朽の傑作《無伴奏チェロ組曲》全6曲をギタリスト益田正洋がギター独奏用に編曲。バッハ作品を網羅する「Bach on Guitar」シリーズのレコーディング・プロジェクトを進めており、バッハ作品に精通した名手ならではの卓越した分析と秀逸なアイディアが織り込まれた“ギターで弾く無伴奏チェロ組曲”の決定版実用譜である。もしもバッハが6弦ギターのために作曲したなら?という観点に立脚し、旋律楽器であるチェロと和声楽器であるギターという相反する特徴を持つ楽器の長短所を考慮し、バッハが記した楽音を最大限に尊重しつつ、組曲全体の音域や近親調を意識しながらチェロの原調からギター演奏に最適な調性への移調、低音として扱うべき音のオクターヴ下への変更、必要に応じた低音の追加など、多角的な配慮が施され、ギターの特性と本組曲本来の姿を共存させたアレンジとなっている。

     ひとこと

    バッハの作品については、以前にリュート組曲を臨時増刊で、
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータをコルホーネン編で浄書させていただき、
    今回のチェロ組曲でギターで弾くバッハ作品の浄書をコンプリートしました(笑)
    バッハ作品の浄書は声部処理をどうするかなど、課題も多いのですが、
    益田さん、編集部とやりとりしつつ、今回の出版に至りました。
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