柴田高明、三戸素子、河野理恵子、小澤洋介
/冬のエレジー 〜マンドリンと弦楽トリオのための現代邦人作品集

WNCD1011
  • 演奏:柴田高明(マンドリン)
         三戸素子(ヴァイオリン)
         河野理恵子(ヴィオラ)
         小澤洋介(チェロ)
  • 品番:WNCD-1011
  • 本体価格:2,600円
  • 税込価格:2,808円
  • 発売日:2014年3月16日
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     曲目

    アストロナム四重奏曲(藤井敬吾)
    冬のエレジー(桑原康雄)
    マンドリンと弦楽三重奏の為のコンチェルティーノ(西澤健一)
    マンドリン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの為の四重奏曲(小林由直)

     演奏者による解説より抜粋

    ……日本では、この“マンドリンと弦楽トリオ”という伝統的な組み合わせに対し、未だ十分に対応できていません。古典作品が上演されないだけでなく、現代においても十分なレパートリーが発表されておらず、これは近代以降のヨーロッパでの取り組みに比べ、大きな遅れと言えるでしょう。こうした現状を打破すること、そして、マンドリンがクラシックの独奏楽器として広く認知される為には、より多くの良質な室内楽作品が必要であることから、今回のCDの着想に至りました。同じ現代の日本人による作品であっても、様々なスタイルの作品を集めたCDになるよう心がけました。このCDが、多くの音楽を愛する皆様の楽しみと、将来のマンドリンの糧となるよう、心から願います。(柴田高明)

     演奏評

    マンドリン本来の魅力と作品の異なる性質を結びつける点で、
    その工夫の凝らし方に目が行きがちだが、
    結果はどの作品でも自然な音楽の流れを感じさせる。
    他の弦楽器奏者との結びつきも良好で、
    違和感を抱かせない。
    (レコード芸術 2014年5月号)

    この楽器の魅力は…偏った形で消尽されているきらいもある。
    …柴田高明は現状に満足せず、
    クラシックの独奏楽器としてのマンドリンの復権を目指し、
    この楽器と弦楽三重奏のための新作を世に問う。
    …演奏は充実し、録音も鮮烈。
    (音楽現代 2014年5月号 注目盤

    マンドリンと弦楽トリオの紆余曲折の歴史はともかく、
    そんなことを知らなくてもこれは傾聴に値する。
    トレモロのメロディ楽器という一般的概念を壊してくれる。
    幾分保守的な作品から現代的で刺激的な作品まで、
    バランスのとれた選曲でマンドリンの表現力の幅広さが確認できた。
    面白い。
    (CDジャーナル 2014年5月号)

     録音評

    マンドリン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの音像が
    しっかりと感じ取れる定位のよさと、
    音色や演奏のこまやかな表現までしっかりと伝えつつ、
    アンサンブルとしての響きのよさも感じさせる。
    ホールトーンをたっぷりと取り込み、
    弦楽器全体の響きの美しさ、艶やかさを聴かせ、
    溶け合いのよさにつながる…。
    [93点]
    (レコード芸術 2014年5月号、優秀録音盤

     ひとこと

    マンドリンの“ 点 ”の音と
    弦楽の“ 線 ”の音による魅力的な響き…。
    18世紀ウィーンから現代までつながる
    “ マンドリンと弦楽トリオ”
    伝統的な組み合わせに
    新しい地平を切り拓く鮮烈の作品集!

     試聴

    ※CDより、一部の曲を試聴できます(mp3、約30秒)。
    play をクリックしてください。

  • アストロナム四重奏曲(藤井敬吾)
         第2楽章冒頭play
  • 冬のエレジー(桑原康雄)
         冒頭 play
  • マンドリンと弦楽三重奏の為のコンチェルティーノ(西澤健一)
         第1楽章冒頭 play
  • マンドリン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの為の四重奏曲(小林由直)
         第3楽章冒頭 play