角 圭司/マエストーソ

WNCD1015
  • 演奏:角 圭司(ギター)
  • 品番:WNCD-1015
  • 本体価格:2,500円
  • 税込価格:2,750円
  • 発売日:2015年7月21日
  • 録音日:2014年11月5、6日
  • 録音会場:滋賀 高島市ガリバーホール
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     曲目

    フェルナンド・ソル
    「魔笛」の主題による変奏曲Op.9
    6つの小品Op.32
       アンダンティーノ
       ワルツ
       アンダンテ・パストラーレ
       マズルカ
       アンダンテ
       ギャロップ
    純粋 小さな夢想曲WoO

    アントン・ディアベッリ
    ソナタ第2番Op.29-2
       第1楽章 アレグロ・リソルート
       第2楽章 アダージョ
       第3楽章 メヌエット
       第4楽章 ロンド

    マウロ・ジュリアーニ
    「私の愛する花の選集」Op.46より
       第2番 パンジー
       第3番 ユリ
       第8番 スミレ
       第6番 ナデシコ
    ソナタ・エロイカOp.150

     濱田滋郎による解説より

    着実かつ俊敏、精気あふれる演奏で定評高い角 圭司のギターを通じ、
    「古典」の持つ掛替えなさを堪能されることであろう。 (濱田滋郎)

     演奏評

    その演奏は、フレージングや間の取り方にゆとりがあり、
    速いパッセージでも前のめりにならず、音楽が雄大に聴こえる。
    音楽性と技巧が融合した古典派らしい優れた演奏となっている。
    (現代ギター 2015年7月号)

    レコード芸術誌2015年8月号 特選盤!
    「魔笛の主題による変奏曲」こそは超有名曲であるが、
    他のものはあまり知られているとはいえない曲を披露しつつ、
    良い内容を引き出してじっくりと聴かせてくれる。
    むしろ地味とさえいえるそれらを
    たしかな技術と自然で流れの良い音楽性をもって聴く者の心にせまる。
    (レコード芸術 2015年8月号、濱田三彦・評)

    帰国して10年の節目の録音は、ギター音楽の“古典”といわれる作品だけで構成。
    演奏家としての熟成が如実に表われる作品を選んだのは、
    今の自分を世に問う意味もあるのだろう。
    古典作品の魅力をストレートに味わえる一枚になった。
    (CDジャーナル 2015年9月号)

     録音評

    やや硬質感を秘めたくっきり明快なギター音像が中央に浮かぶ趣きが印象的。
    残響は長いが、残響感が控えめなのが興味深い。
    [……]アコースティック・ギターとしてはもう少し膨らみがほしいか。
    直立不動の姿勢で歌う歌手のイメージが眼前に浮かぶ心地がする。
    すべてに抑制と調整が効いた収録。[90点]
    (レコード芸術 2015年8月号、神崎一雄・評)

     ひとこと

    アメリカから帰国して10年、
    節目の年に満を持して臨む渾身の古典派作品集!

     試聴

    ※CDより、一部の曲を試聴できます(約30秒)。

  • 「魔笛」の主題による変奏曲Op.9(F.ソル)主題部分
  • 「6つの小品Op.32」よりワルツ(F.ソル)
  • ソナタ第2番Op.29-2 第3楽章 メヌエット(A.ディアベッリ)
  • 「私の愛する花の選集」Op.46より第6番 ナデシコ(M.ジュリアーニ)
  • ソナタ・エロイカOp.150(M.ジュリアーニ)