橋爪晋平/夢の名残

WNCD1027
  • 演奏:橋爪晋平
  • 品番:WNCD-1027
  • 本体価格:2,700円
  • 税込価格:2,970円
  • 発売日:2018年2月21日
  • 録音日:2017年7月5,6日
  • 録音会場:滋賀・ひこね市文化プラザ・エコーホール
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     曲目

    エア(I. クルーズ)
    6つの小品(S. アサド)
        シュバ
        タルデ
        フェリス
        ジンガ
        カンティガ
        サルティタンテ
    ワルツOp.69-2(F. ショパン)
    神秘のバリケード(F. クープラン)
    夢の嗚咽(S. ゴス)
        カンティガ
        マドルガーダ
        アルボラーダ
    ギターのための「新12の歌」(壺井一歩)より
        アイ・ラブ・ユー、ポーギー(G. ガーシュウィン)
        城ヶ島の雨(梁田 貞)
        アメイジング・グレイス(スコットランド民謡)
    さらばストロムネス(P. M. デイビス)

     演奏評

    (…)音楽を聴けば「夢の名残」を体現させる橋爪のこだわりとセンスが窺える。
    演奏もクリアな音色と見事なテクニックによって感性豊かに表現され、
    聴き終わった後に心地良い余韻を残す好アルバムである。
    (現代ギター 2018年3月号)

    (…)CDタイトルを『夢の名残』というように、
    全体の色調がネオ・ロマンテイシズムとでもいった、
    抒情的傾向に統一されていることも、
    アルバムとしてのイメージをはっきりさせて好感を醸し出す。
    (…)あくまでも自分自身の趣好、審美眼から発したレパートリーを、
    心込めたデリケートな奏楽により聴きてに伝えるという行ないには、
    諸手を挙げての賛意を表したい。
    (レコード芸術 2018年4月号 特選盤

    聴いていると心が自然にほぐれていくような演奏である。
    雑味の在る発音の感触を残しながら、
    一音一音吟味された音色と歌心あるフレージングで紡ぎ出される音楽は
    溌剌と自らの魅力を発散していくようだ。
    (CDジャーナル 2018年4月号)

     録音評

    (…)残響の広がり(音場感)が、もう少しほしい感じがしなくもないが、
    近めのわりにはアタックがキリキリ、カリカリと硬質でなく、
    なかなかナチュラルで、いい感じ。
    (…)安定感の高さを感じさせる録音である。
    (レコード芸術 2018年4月号 90点)

     演奏者プロフィール

    橋爪晋平
     日本大学芸術学部音楽学科卒業。洗足学園音楽大学大学院ギター科を修了。
    クラシックギターを原善伸、鈴木大介両氏に師事。
    ドイツ ヴァイカースハイム・ギター音楽祭をはじめ、国内外での講習会で研鑽を積み、
    D. ラッセル、R. ディアンス、M. エステル・グスマン、福田進一 各氏をはじめとする
    著名なギタリストのマスタークラスを受講する。
    第31回神奈川新人ギタリストオーディションに合格、
    第10回名古屋ギターコンクール、第36回クラシカルギターコンクールで第一位を受賞している。
     2010年には神奈川フィルハーモニー管弦楽団と〈アランフェス協奏曲〉を演奏。
    2015年にはベトナム、ハノイとフエにてコンサートを行ない好評を得ている。
    これまでにさまざまな編成での室内楽や協奏曲の演奏など、幅広い活動を行なっている。
    神奈川ギター協会、日本ギタリスト協会では委員を務める。
     2012年、フルート花積亜依とのデュオCD『Da Chara(ダ ハラ)』、
    2013年ギターオムニバス『OCTAVO(オクターボ)』、
    2016年にソロ・アルバム『フロム・ヒア…』をリリース。。

     ひとこと

    透き通った音色、穏やかな表現、美しい余韻…、
    聴く人をまだ覚めやらぬ夢の世界に誘います…。

     試聴

    ※CDより、一部の曲を試聴できます(約30秒)。

  • エア(I. クルーズ)
  • 6つの小品よりサルティタンテ(S. アサド)