永島志基/美味しい舞曲集

WNCD1031
  • 演奏:永島志基
  • 品番:WNCD-1031
  • 本体価格:2,700円
  • 税込価格:2,970円
  • 発売日:2018年5月21日
  • 録音日:2017年9月12,13日
  • 録音会場:滋賀・ひこね市文化プラザ・エコーホール
  • PDF版チラシはこちら
  • この商品はAmazon.co.jpでも取り扱っております。
  • amazon
  • この商品は配信サービスでもお聴きいただけます。
       こちらを御覧ください。
  •  曲目

    チングルマの詩
    美味しい舞曲集(全12曲)
      第1番 グアヒーラ
      第2番 ブーレ風
      第3番 ワルツ
      第4番 ゆったりとした舞曲
      第5番 ショーロ
      第6番 遠くで聞こえる舞曲
      第7番 優しい踊り
      第8番 ポップダンス
      第9番 ソルシーコ風に
      第10番 アレマンド
      第11番 ポリリズム舞曲
      第12番 スペイン〜南米風
    7つの小前奏曲(全7曲)
      第1番 Jamón Serrano (スペイン産生ハム)
      第2番 Gambas al Ajillo (エビのアヒージョ)
      第3番 Shandigafu (ビールとジンジャエールのカクテル)
      第4番 Aceitunas (オリーブの実の塩漬け)
      第5番 Empanadillas de Carne (ミートパイ)
      第6番 Tortillas de Huevo (スペイン風卵焼き)
      第7番 Champiñones a la plancha (マッシュルームの鉄板焼き)[Toccata Etude]
    しなのや
    ヴァスティ・ワルツ
    あの頃
    組曲『宝石の一日』
      第1楽章・琥珀の朝
      第2楽章・水晶の昼
      第3楽章・瑪瑙の夜
    雲と少年

     演奏評

    (…)永島の作風は至極明快であり、すぐさま口ずさめる程に親しみやすい。
    パエリアのレシピまで公開し、
    収録曲も含めてアルバム全体が極めてプライベートなトーンで貫かれているが、
    それを心地良く感じられるのは、永島が持つ生来の陽性な魅力の賜物であろう。
    (現代ギター 2018年6月号)

    (…)志基の書法はさすがによく楽器を知り抜いた人のものであり、
    さまざまな効果を生む。
    いたずらに凝ったところはなく、親しみやすい曲が多いのも利点。
    (レコード芸術 2018年7月号 準推薦盤)

    長くても3分強の肩肘張らぬ小品たち。
    関わりのある人たちへの贈り物だったり、料理の写真やCGに充てたものだったり。
    さりげない風情ながら、
    それぞれにちょっと耳を引くワザや音が仕込まれていて、
    タイトルや作曲のエピソード、載せられた写真や絵を見ながら聴いていると
    “美味しい”が沁みてくる。
    (CDジャーナル 2018年7月号)

     録音評

    豪奢な音色感を持った録音だ。それは楽器単体のものと言うよりも
    ホールのレゾナンスと響きあって生まれたものを上手にマイクで捕捉できている。
    (…)中低域の厚みや楽器自体の鳴りのよさ、
    そしてもちろん演奏(楽曲)の味わいを楽しめる。
    (レコード芸術 2018年7月号 93点)

     演奏者プロフィール

    永島志基
     東京生まれ。11才よりギターを南彰徳に師事。
     1979年、スペインのマドリッド王立音楽院に入学。ホルヘ・アリサ氏に師事する。同楽院の最終学年コンクールで優勝し首席卒業となる。同時に演奏家資格を取得。
     1985年、第19回F.ターレガ国際コンクール第4位受賞。この年、コンポステーラ国際音楽祭に奨学生として参加。ラミレス国際コンクールでA.セゴビア賞を受賞、同年マドリッド王立音楽院教授資格を取得。マドリッドギター協会主催でアテネオ・ホールにてデビューリサイタルを行なう。また、この年よりエル・エスコリアルのマテイス音楽アカデミーギター科主任講師を1年半勤める。留学中、他にもJ.L.ゴンサレス、D.ラッセル、E.ビテッテイ、J.L.ロドリーゴ、各氏に師事する。
     1988年帰国。活発な演奏活動に入り、カザルス・ホールや王子ホールでのリサイタルを行なう。1995年に東京ギターカルテット結成、以後全国ツアーや韓国ツアーを行なう。後進の指導にも力を入れて一橋大学及び津田塾大ギターアンサンブル及び東京農工大学ギター部のコーチを勤めている。また、2000年より指揮を山上純司氏に師事し、本格的な指揮法の勉強を始める。またスペインの古楽器「ヴィウエラ」で今村泰典氏のマスターコースを数回受ける。作曲も現代ギター誌にオリジナルギター曲〈チングルマの詩〉〈雲と少年〉〈琥珀の朝〉〈美味しい舞曲集〉などを発表している。
     現代ギター学院講師、ヤマノ・ミュージックサロン東京講師、日本ギター合奏連盟常任理事。各地でソロ、夫妻でのヴァイオリン・ギターデュオ、室内楽、他にも市民ギターアンサンブル(ギター合奏団ラ・ルス、ギター・アンサンブル四季、GGアンサンブル、ギター合奏団ラファガ)の編曲や指揮者を勤め、またギターカルテットなどの活発な演奏活動を展開している。永島ギター教室を主催。東京在住。

     ひとこと

    ギタリスト永島志基が、作曲家としての一面を披露。
    心浮き立つ楽しい作品から、心に染みる抒情豊かな作品まで、
    ギタリスト、作曲家(そして料理人!)としての
    多彩な志基ワールドを繰り広げます。
    (おまけ:秘伝のレシピ付き!)

     試聴

    ※CDより、一部の曲を試聴できます(約30秒)。

  • チングルマの詩
  • 美味しい舞曲集第8番ポップダンス
  • 小前奏曲集第2番