稲垣 稔、ジャン=マリー・レーモン(G)/KIZUNA(絆)

DZ1653
  • 録音日:2011年10月21日(稲垣ソロ)、1982年(デュオ)
  • 録音会場:大阪・KOKO STUDIO(稲垣ソロ)
  • 国内発売元:現代ギター社
  • 税込価格:2,000円(現代ギター社価格)

  • ※このアルバムの国内盤が弊社より発売されます。
     くわしくはこちらを御覧ください。

     曲目

    【稲垣 稔のソロ】
    KIZUNA(絆)、水面に映る影に寄せて(レーモン)

    【ジャン・マリー=レーモンのソロ】
    ジャルダン・スクレ、エメラルドの街
    月の下で歌う、サンタ・アナ・クルス(レーモン)

    【稲垣 稔&ジャン・マリー=レーモンのデュオ】
    8つのスペイン・南米小品集(L.ウィリアムス)
    オリエンタル(スペイン舞曲No.2)(グラナドス)
    スペイン舞曲No.1(歌劇「はかなき人生」より)(ファリャ)
    夜明けの光の中で、南方の彼方へ(レーモン)
    ソルヴェーグの歌、アニトラの踊り(グリーグ)
    夢(ドビュッシー)
    2つのアルゼンチンポピュラー舞曲(アギーレ)
    エル・パティオ(グァスタヴィーノ)

     現代ギター社のHPより

    1982年にフランスで録音された稲垣 稔とジャン=マリー・レーモンの
    LP『4本の手のためのギター』がCDとなって復刻。
    しかも、それぞれのソロ演奏、計6曲を新たに録音、収録した、
    なんとも贅沢な復刻アルバムです。
    1曲目、稲垣のソロ演奏による「KIZUNA(絆)」は、
    レーモンが東日本大震災へのレクイエムとして
    稲垣 稔と私たち日本人へ、友情の証として捧げられた曲です。
    二重奏では、スペインや南米などの様々な風景を旧知の二人が描きます。
    その演奏に、お互いへの確かな絆が見て(聴いて)とれます。
    レーモン作の「夜明けの光の中で」は1982年の録音ですが、
    2012年の私たちの胸に希望の光を届けてくれるような、とても美しい曲です。
    ぜひ聴いて、弾いて、眩い暁の光を感じてほしい1曲です。

     ひとこと

    上記現代ギター社の解説にあるように、
    1982年に録音された二重奏のアルバムのCD化にあたり、
    稲垣 稔とレーモンそれぞれがソロ曲を追加した形になりました。
    このうち、稲垣さんのソロの部分をこちらで録音させていただきました。
    こちらはホールでの録音が多いのですが、今回はスタジオを使っての録音、
    スタジオのエンジニアさんと機材やセッティングなど相談しながらの録音でした。
    不慣れな点もありましたが、無事完成。
    この稲垣さんソロの音源はフランスのレーモンのもとに送られマスタリング、
    CDはカナダのd'OZ社よりの発売、という国際的なCDとなりました。
    ジャケット裏面に「Sound Designer」として私の名前もクレジットされてます。
    外盤CDに名前が載るなんて、ちょっとドキドキです。

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