新井伴典&宮下仁司/夏国のアクア

WNCD1013
  • 演奏:新井伴典&宮下仁司(ギター)
  • 品番:WNCD-1013
  • 本体価格:2,500円
  • 税込価格:2,750円
  • 発売日:2014年11月23日
  • 録音日:2014年5月14、15日
  • 録音会場:滋賀 高島市ガリバーホール
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     曲目

    スクンウィット通りの天気雨(オープニング)[新井伴典]
    幻想曲“陽気なトンボ” [佐藤弘和](委嘱作編曲作品)
    お手伝い[セルジオ・アサド]
    豪雨[セルジオ・アサド]
    水の逆流[セルジオ・アサド]
    古井戸[セルジオ・アサド]
    海[井上武士?藤井眞吾・編]
    映画『千と千尋の神隠し』より〜あの夏へ[久石 譲]
    アジアン・ドリーム・ソング[久石 譲]
    シャボン玉変奏曲[藤井敬吾]
    思い出[セルジオ・アサド]
    映画『ALWAYS〜三丁目の夕日』より〜Remember Always[佐藤直紀]
    Hello!! Thailand[佐藤弘和](委嘱作品)
    甘い言葉[タイ民謡]
    アンダマンの真珠[南タイ・プーケット民謡]
    象の歌(プロローグ)[タイ伝統曲]

     演奏者による解説より

    “若手と共に楽しい音楽を”をコンセプトに今回も楽しい曲たちが集まった。前作に引き続き日本のメロディーが多数収録されているが、“南アジアンテイスト”が加わり、エスニックな美しさも味わえると思う。相方を引き受けてくれたのはタイ人の母を持つまだ21歳、大学4年のヒトシだ。彼はリゾート地として名高い南タイ、プーケット出身である。すでに4ヶ国語を操り、また彼の頭の中には様々な“サウンド”があるようだ。アルバムのラスト3曲はタイ国の誰もが知っている旋律。メロディーを耳コピしただけであとは自由に編作曲してみたが、タイの人たちが喜んでくれるか、私自身の楽しみの1つでもある。 (新井伴典)

     演奏評

    両者のテクニックの冴えに加えて、
    個性が見事に絡み合い、溌剌とした凄いデュオである。
    音色の一体感もある。
    録音も(中略)さらに鮮度が増し、
    ギターの豊かな胴の響きまで捉えているような高いクオリティがある。
    (現代ギター 2014年12月号)

    レコード芸術誌2015年1月号 準特選盤!
    技巧、表現力にかねがね定評を持つ新井はもとより、
    宮下も若手としては優れた力量を持つ一人で、
    デュオのあり方は十分に高度なもの。
    作品としても興味深いものが揃えてある。
    全体に開放的な明るさが勝るが、こまやかな叙情味も織りまぜ、
    ギターらしい美のエッセンスに触れている。
    (レコード芸術 2015年1月号、濱田滋郎・評)

    新鋭宮下の出身地タイ・プーケットにちなみ、南&水をイメージにもつ作品を集めて
    まさにサラリと瑞々しく耳をそよがせる“喉ごし”のデュオ。
    タイの曲も交えてはいるが、両者の切れのよい音さばきが
    アジアの曲線的な情のソノリティよりはむしろ南米流にくっきりとした光と影をもたらす。
    その湿度感がいい。
    (CDジャーナル 2015年1月号)

     録音評

    響きあったふたつの音は十分に合成され豊かなホールトーンに溶け合う。
    ほどよい距離感だが、繊細明瞭な表現と言うよりも響き主体の捉え方で、
    十分な響き感のなかでのセッション収録。
    豊かで長めの残響感は中域〜中低域に厚みがあり
    鋭さやスピード感のようなものはやや抑え気味。[90点]
    (レコード芸術 2015年1月号、石田善之・評)

     ひとこと

    「夏の列島」に続く新井伴典プロデュース『夏』シリーズ第2弾
    日本とタイを結ぶ、音の架け橋…
    アジアン・テイストあふれる極上のミュージック!

     試聴

    ※CDより、一部の曲を試聴できます(約30秒)。

  • 幻想曲“陽気なトンボ” [佐藤弘和](主題部分)
  • 豪雨[セルジオ・アサド]
  • アジアン・ドリーム・ソング[久石 譲]
  • 甘い言葉[タイ民謡]
  • アンダマンの真珠[南タイ・プーケット民謡]