永島志基/スペインの光と影

WNCD1025
  • 演奏:永島志基
  • 品番:WNCD-1025
  • 本体価格:2,700円
  • 税込価格:2,916円
  • 発売日:2017年9月30日
  • 録音日:2017年1月11,12日
  • 録音会場:滋賀・ひこね市文化プラザ・エコーホール
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     曲目

    ファンタシア第10番(ルドビコのハープを模して)/A.ムダーラ
    皇帝の歌(ジョスカン・デ・プレの「千々の悲しみ」第4旋法)/L.デ・ナルバエス
    第1旋法/対位法のバス/L.デ・ナルバエス
    メランコリーに身をゆだね/J.リシャフォール(リカフォルテ)
    「牝牛を見張れ」による7つのディファレンシア/E.ヴァルデラバノス
    グラーヴェとアレグロ(サルディヴァル複写第4冊より)/S.デ・ムルシア~永島編
    パッサカリア/S.デ・ムルシア~永島編
    アダージオ/D.アグアド
    セレナードOp.37/F.ソル
       アンダンテ・カンタービレ
       アンダンティーノ
       アレグレット
       アレグレット
    歌と踊り第8番/F.モンポウ~永島編
    組曲「旅の想い出」より/I.アルベニス~永島編
       アルボラーダ(朝の歌)
       アランブラ宮殿にて
       入江のざわめき(マラゲーニャ)
       海辺にて
       大地の門(ボレロ)

     演奏評

    (…)古楽器が原曲の作品については
    当時のピッチや奏法を研究した上でのカポタストの使用やフィゲタの駆使、
    古典でのその範を踏まえた端正な表現、
    アルベニスとモンポウにおけるスペイン情緒の表出など、
    ベテランの妙技を存分に発揮している。
    選曲・編曲・演奏とも、スペイン音楽に精通し、
    その作品を愛する永島ならではのセンスが光る1枚である。
    (現代ギター 2017年11月号)

    (…)いずれの曲目も、あえて派手な効果はねらうことなく、
    全体の色調としてはややモノトーンに思われるほど着実に弾かれているが、
    身についた音楽性のほどは十分に伝わって、一種の品格を感じさせる。
    ユニークな佳盤と評価したい。
    (レコード芸術 2017年11月号 特選盤

    スペインの音楽をバロックから古典、近現代にわたり遥か俯瞰した清新なアルバム。
    特に、廃れてしまった当時の楽器の響きに想いを馳せて
    音色に意を用いたバロック作品が、どこか訥と寂びた響きと、
    知られざる作曲家たちの古色の音調が響き合って珍しくも耳新しい。
    その余韻か、続く時代の曲も渋みを帯びる。
    (CDジャーナル 2017年11月号)

    (…)永島の演奏からは、全体に、ひたむきで真摯な音楽への取り組みが、
    暖かな感情と一体となって心に響くように聴こえてくる。
    (…)派手な外見ではなく中身で訴えかけてくる姿勢がひしひしと伝わってくる。
    当レーベルのレコーディング・ディレクターとの信頼関係が生んだ、
    豊かな質の込められた一枚だ。
    (音楽現代 2017年11月号 推薦盤

     録音評

    楽器の音像はスリムで、音量による大きさの変化も少ない。
    ただ適度な距離感は保たれているようで過剰な演奏ノイズを聴くことはない。
    音色は若干立体感に欠けるが、楽器本来の音色は正確に捉えられているようで、
    とても自然である。
    (レコード芸術 2017年11月号 90点)

     ひとこと

    古楽器ヴィウエラのための作品から、
    古典派のアグアド、ソル、
    そしてアルベニス、モンポウまで、
    スペイン音楽の有名曲(光)と、知られざる佳曲(影)を取り上げています。
    ギタリスト永島志基による、スペイン音楽への愛がたっぷり詰まったアルバムです。