橋爪晋平/開かれた道 ―パサーヘ・アビエルト―

WNCD1049
  • 演奏:
       橋爪晋平(ギター)
       前田 司(ギター[二重奏])
  • 品番:WNCD-1049
  • 本体価格:2,700円
  • 税込価格:2,970円
  • 発売日:2021年11月5日
  • 録音日:2021年4月14-15日
  • 録音会場:滋賀・ひこね市文化プラザ・エコーホール
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  •  曲目

    パサーヘ・アビエルト(E. ソリス)
       I.プレリュード
       II.ダンサ
    タンビート・ホセフィーノ(E. ソリス)
    ノクターン No.1(M. デュプレッシー)
    二重奏によるビートルズ・ナンバー(レノン&マッカートニー、ブローウェル編)※
       シーズ・リーヴィング・ホーム
       チケット・トゥ・ライド
       エリナー・リグビー
    ノクターン No.2(M. デュプレッシー)
    ソナタ「黒いデカメロン」(L.ブローウェル)
       I. 妖精とノーム
       II. オヤの嘆き
       III. 空気のバーレスク
       IV. グリオッツの笑い
    ノクターン No.3(M. デュプレッシー)

    ※(ギター二重奏)前田 司

     演奏評

    (…)“知られざる佳曲”をチョイスした選曲のセンスの良さと共に、
    各曲の特徴を的確に表現し、その魅力を見事に具現化した演奏力の双方に、
    橋爪の現代的でシャープな感性と実力が窺われる好盤である。
    (現代ギター 2021年12月号)

    (…)橋爪の演奏は一音一音を大事に扱うと同時に、
    非常にパッショネルで濃厚な情念が込められている。
    (…)耳あたらしい作品を、タイミング良くこうしたCDの中にとり込む
    橋爪晋平のセンスを称えたい。
    (レコード芸術 2021年12月号 特選盤

    (…)一聴してわかることは、実に透明度の高い音色の持ち主ということで、
    派手な表情とか思わせぶりなフレージングとは無縁、
    作品そのものに語らせようとする自然体の演奏であることだ。
    (音楽現代 2021年12月号 注目盤)

     録音評

    スタジオ収録かと思わせるようなカッチリとした音色で、
    定位も完全にセンターに決まり微動だにしない。
    (…)クリアな音色で音楽表現は伝わるのだが、
    感覚上のダイナミック・レンジはかなり狭い。
    (レコード芸術 2021年12月号 88点)

     演奏者プロフィール

    橋爪晋平 Shimpei Hashizume (guitar)
     千葉県船橋市出身。日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コース卒業。洗足学園音楽大学大学院ギター科修了。ピアノを鶴岡陽子氏に師事。クラシックギターを原 善伸、鈴木大介両氏に師事。リュートを金子浩氏に師事する。国内外でD.ラッセル、R.ディアンス、M.エステル・グスマン、福田進一 各氏をはじめとするギタリストのマスタークラスを受講し研鑽を積む。第36回クラシカルギターコンクール第一位などを受賞。2010年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演した〈アランフェス協奏曲〉でデビュー。以降、クラシックギターのレパートリーをベースにした演奏活動のほか、現代曲や室内楽の演奏、他ジャンルとのコラボレーションも行なう。2012年からは“東日本げんきアートプロジェクト”のメンバーとして、アートと音楽でさまざまにコラボレーションをしながら、震災被災地と繋がる活動を続けている。2015年ベトナム、ハノイとフエでのコンサートを行ない好評を得た。2014、2015、2018年には地元船橋市でリサイタルを開催、地元での演奏にも力を入れている。これまでに3作のアルバム、『Da Chara(ダ ハラ)』w/花積亜依fl(2012)、『from Here...』solo(2016)、『夢の名残』solo(2018)をリリースし、新鮮な着眼による選曲と演奏が高い評価を受けている。

    前田 司 Tsukasa Maeda (guitar duo)
     これまでに小泉 広、糸山泰弘、北沢重靖、畑内 浩、佐野正隆の各氏のレッスンを受け、現在は加藤繁雄氏に師事。 スコット・テナントのマスタークラスを受講。 第24回日本・スペインギター音楽コンクール第1位。 第18回日本ギター重奏コンクール第1位、同時にHARUMI賞も受賞。第27回GLC学生ギターコンクール大学生の部 第1位。 ドイツ・ヴァイカースハイム国際音楽祭2003に参加し、 T.M=ぺリングやH.W.フッペルツらのレッスンを受講。 第18回JGAギター音楽祭"Kyo-en" in 2007 出演。公益社団法人日本ギター連盟正会員。 日本ギタリスト協会委員。 日本ギター合奏連盟常任理事。 クラシカルギターコンクールや日本ギター重奏コンクールなどの審査員を務める。ギター四重奏団「クアトロ・パロス」で4thを務め、 1stCD『¡Leva!』、2ndCD『Amanecer』をリリース。 fontecよりリリースした3rdCD『Recuerdos〜佐藤弘和 ギター四重奏作品集』はレコード芸術「特選盤」に選ばれた。 2018年2月にはアメリカ横断ツアーを行ない、 2019年には台湾国際ギターフェスティバルにてL.ブローウェルのマスタークラスを受講。

     ひとこと

    透明度の高い美しい音、自然なリズムの揺らぎとダイナミズム…。
    俊英・橋爪晋平による待望の新録音。

    「橋爪の透明度の高い美しい音、自然なリズムの揺らぎとダイナミズムは、
    キューバとコスタリカの作品では色彩を放ち、ノクターンでは精神的抑揚を実現している。
    「いい演奏」があって初めて「いい曲である」と言えることを改めて実感した。」
      毛塚功一(ギタリスト)

     試聴

    ※CDより、一部の曲を試聴できます(約30秒)。

  • パサーヘ・アビエルト(E. ソリス)I.プレリュード
  • エリナー・リグビー(レノン&マッカートニー、ブローウェル編)
  • ソナタ「黒いデカメロン」(L.ブローウェル)III. 空気のバーレスク
  • ノクターン No.3(M. デュプレッシー)